積算から運搬まで一貫したシステムを導入
当社は、株式会社アーキテック様の鉄之助Pro、現場之助、入出庫之助NETによる積算から拾い出し、加工運搬までの一連の流れを効率よく正確に行うシステムを導入しています。
鉄之助Pro
平面図入力方式の積算ソフトなので視覚的に分かりやすく拾い落としが一目瞭然です。
現場之助
職長が現場の取り付け用に積算データをアレンジすることで拾い出しの時間を大幅に短縮できます。拾い落としによるミスも大幅に軽減できます。
入出庫之助NET(バーコードによる出荷管理)
現場之助の加工帳データを読み込むことで従来の入力作業が不要なので絵符出しまでの時間を大幅に短縮できます。
絵符にはバーコードが印刷され積み込みの際に端末で読み取ることで積み残しが一目瞭然です。
「鉄筋ジャバラユニット工法」の特約店
平成29年4月からデグチ工業は有限会社柳井通商様の鉄筋ジャバラユニット工法の特約店になりました。
鉄筋ジャバラユニット工法とは
鉄筋工事における各部位(柱、梁、壁、スラブ等)を、ゴム付き結束線で先組みし、ジャバラユニット化する事により、施工現場に於いて省力化を計り、工程を短縮すると共に、品質のバラつきを減少させ、かつ安全管理を容易にする事を目的としています。
鉄筋ジャバラユニット工法のメリット
工期 | 現場において組み立て、取り付けの作業が簡素化されるため、従来の工法に比べて著しく工期を短縮できます。 |
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加工 | 溶接継ぎ手工法を採用し継ぎ手箇所を調整することにより、生材のままの寸法での組み立てが可能になりロス材の削減につながります、また加工する部位が少なくなります。 |
作業人工 | ・大部分の組み立てが工場にて作業可能となるため現場作業との作業人工の平準化、削減化につながります。 ・現場取り付け作業時の作業人工が従来に比べて少人数ですみ、現場単位で固定メンバーでの作業が可能になります。 |
運搬 | 従来の工場組み立て方式の運搬方法に比べて、各部材を折り畳んで重ねて積み込むことにより、積載量の増大を計れます。 |
品質 | 組み立て作業環境が安定した工場での作業となり、下筋、中子等の結束作業が簡単にでき、仕様書に忠実な配筋が可能となり品質の向上が計れます。 |
仮設 | ・基礎配筋作業においては組立て用足場、荷取ステージ等の施設が大部分不要となります。 ・工場及び現場において、鉄筋組み立て部材を折り畳んで積み重ねることが可能になり、狭いストックヤードの有効利用が計れます。 |
安全 | 鉄筋材の散らかり等が少なくなり安全作業が確保できます。さらには足場上の作業が大部分削減され、高所作業が少なくなります。 |
ベトナム人技能実習生の受け入れ
公益社団法人全国鉄筋工事業協会が行っている受け入れ事業を用いて、ベトナム人技能実習生3名を平成29年9月から受け入れます。
何故ベトナム人技能実習生なのか
東南アジアの中でも経済発展が目覚ましいベトナムにおいても、建設業界のニーズが急激に高まっています。その一方で様々な工法に対する労働者の技能はまだまだ追いついていないのが現状です。インフラ整備において鉄筋工事は必ず必要になります。デグチ工業は創業昭和35年鉄筋工事一筋の会社です。これまで培ってきたノウハウを是非とも彼らに学んでもらい自国でその力を思う存分発揮してもらいたいと思っています。弊社はベトナム人技能実習生を将来のパートナーと思い共に学んでゆきたいと考えています。